椿本友紀さん インタビュー

椿本友紀さん インタビュー

「仕事も大切にしたい、
生活も大切にしたい。」
RRJは、そんな気持ちに
寄り添ってくれる会社でした。

取材・執筆:保戸塚 彩

椿本友紀さん インタビュー

ハードワークもいとわない。仕事への情熱が原動力に。

私は大学時代、心理学・福祉学を専攻していました。将来はスクールカウンセラーを目指し、アルバイトでは塾講師を経験。卒業後は別の個別指導塾に就職をしました。そこでは小学生から大学受験を目指す浪人生まで、色々な生徒たちに勉強を教えていたんです。小さな塾だったので、授業の準備はもちろん、生徒一人ひとりの報告書作成、そしてチラシのポスティングに至るまで、さまざまな仕事をしていました。仕事が多かったこともあり、終電帰りは日常茶飯事。でも仕事に対してやり甲斐を感じていましたし、情熱を持って取り組んでいました。

でもどこかで、「一生続けられる仕事ではないな」と思っていたんですよね。そんな矢先、塾の経営不振により、働き先がなくなることに。「この先、どうしよう?」と立ち止まって考えた結果、教育業界もいいけれど、異業界の仕事も経験してみたい、と思うようになりました。

異業界への第一歩として、派遣社員で働くことを選択。

私にとって多くの仕事が未経験。正社員として働くにはハードルが高く感じたので、まずは派遣社員として働くことにしました。2~3年というスパンの中で、転々と仕事を経験してきたんです。例えば、テレマーケティング会社で人事を経験したり、百貨店のバックヤードで備品管理や請求書作成に携わったことも。教育・福祉業界にもう一度関わりたいという思いから、予備校でアルバイトスタッフの管理や、耳の不自由な方などに向けたTV番組の字幕作成を手掛けたこともあります。

ずっとフルタイムで働いてきたのですが、結婚をきっかけに生活がガラッと変わりました。私の夫は不規則な仕事をしているので、深夜に帰ってくることも多く、家事と仕事を両立しづらくなり、家族の時間も持てなくなってしまったんです。そこで、働き方を大きく変えることにしました。希望していたのは、「時短で働ける仕事」と「保険の扶養内で働ける仕事」。そうして見つけたのが、在宅でできる仕事と月末だけ月次処理をする派遣の仕事です。ダブルワークではあったものの、閑散期があるため働く余力がまだあったので、もう一つ、掛け持ちで仕事をすることにしました。

2017年3月、派遣社員としてRRJへ。

そして派遣会社から紹介を受けたのが、RRJでした。社長にトリプルワークになることも伝えた上で、私の都合を最大限に優先してくださり、働かせてもらえることになりました。2018年7月には、社長から「正社員として働きませんか?」とお声掛けをいただいたんです。派遣社員はいつか契約が切れるという心配がつきまとうもの。社長に正社員へのお声掛けをいただき、素直にとても嬉しかったですね。しかも無理強いするのではなく、「そういう働き方もできるので、一度検討してみてください」と私に選択肢を与えてくださったのもありがたかったです。そしてその後、派遣会社さんと円満に話し合い、正社員として入社しました。

正社員になると、仕事や働き方はどうなるのだろう?という不安もありましたが、事前に「正社員になったら、どんな仕事がしたいか、どんな働き方が理想か?」を聞いてくださったので安心して決断することができました。正社員になってからは、派遣社員の働き方をベースに在宅勤務も交えながら働くというスタイルを提案してくださいました。現在は掛け持ちの仕事をお休みして、RRJの仕事だけに集中しています。11時から17時という限られた時間内で、どれだけ効率良く働けるか、創意工夫しながら働いています。

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個人の理想を大切にしてくれる会社。

RRJの魅力は、一人ひとりの価値観や希望に寄り添ってくれるところだと思います。社長はいつも、私が派遣社員の時代から掛け持ちしている仕事の状況や、家庭のことなども踏まえ、色々と相談に乗ってくださっていました。まるで実の親のように(笑)。面談の場合もあれば、雑談のときもありますが、話す機会を作ってくださるのがすごくありがたいですね。

社内にはお子さんがいらっしゃるスタッフも多く、時短勤務もできますし、お子さんの体調不良で遅刻や早退することもできます。休みも気兼ねなくとれるのが良いところですね。もちろん、時短ではなくフルタイムで働きたいという希望もOKですし、色々な仕事を経験したいという希望も全く問題ありません。RRJは「色んな働き方があっていい」という考え方が根付く会社。一方的に会社の都合を押し付けるのではなく、一人ひとりの意見を尊重してくれるところが魅力です。

他のスタッフも優しく、わからないことや困ったことがあればすぐに聞けますし、サポートしてくれます。仲が良くアットホームだけど、仕事仲間としての礼儀は忘れず、フラットで程よい距離感があるのも長く働ける理由の一つかなと思います。

私も“作品づくり”に携わる一人。

私は派遣社員の頃から、「キクボン」の配信に関わる仕事を担当しています。キクボンというのは、声優さんやナレーターさんの声と演技で楽しむオーディオブック。キクボンでは、SF、ミステリー、ファンタジー作品をメインに扱っています。

私の仕事は、配信のための編集作業がメイン。例えば、音源を聴きながら、台本通りに読まれているかどうかを照らし合わせたり、息継ぎや咳払いなどのノイズを消す作業、作品を盛り上げるための間の調整といった仕事を担当しています。この仕事の楽しいところは、色々な作品に触れられるところです。私はRRJに入社するまで、オーディオブックの存在を知らなかったのですが、聞いてみるととても面白く、いつも仕事を忘れてドキドキ、ハラハラして聞き入ってしまいます。また、声優さんが魂を込めて作り上げる作品に携われるところ、そして作品を購入されたお客様から感想が聴けるところも魅力の一つです。

私は家事をしながらオーディオブックを聞いていますが、通勤時間や寝る前、お子さんと一緒になど、色々なシーンで楽しむことができます。中には漢字が読めないお子さんや目の見えない方、老眼の方などにも楽しんでいただいていて、図らずも昔から関心があった“教育や福祉”に通じる仕事ができているなぁと思い、感慨深い気持ちですね。

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目標は、活躍の場を広げること、そしてキクボンの認知度を上げていくこと。

正社員になってからは、編集作業以外にもキクボンのWebサイトに新作情報をアップロードしたり、グッズの配送なども手掛けています。これからも色々な仕事に挑戦していきたいですね。目指しているのは、周りから「次の仕事も任せたいな」と思われるような人。たくさんの人から信頼されるように、前向きに仕事に取り組んでいきたいと思っています。また、私はキクボンというサービスが大好きなので、仕事を通じてオーディオブックの魅力をたくさんの人に知ってもらえたら嬉しいです。

【椿本さんのワークスタイル】
月…11時~17時までの時短勤務 ※休憩1時間
火・水…5時間程度の在宅勤務
木…11時~17時までの時短勤務 ※休憩1時間
金…11時~17時までの時短勤務 ※休憩1時間

(椿本さんより一言)
曜日は固定でなく、出勤日変更の相談もしやすい環境です。
朝が遅めでラッシュを避けられるのもいいところ!

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