インタビュー 課長/小野塚寛恭

小野塚寛恭さん インタビュー

RRJのメンバーは個性豊か。
バラバラかというと
そうでもなく、
不思議とまとまっている
最高のチームです。

取材・執筆:保戸塚 彩

インタビュー 課長/小野塚寛恭

映像制作やテレアポを経験した後、システム開発会社へ。

私は学校を卒業後、アルバイトとしてビデオパッケージ制作会社に入社しました。携わっていたのは、薬局や量販店で販売される洗剤や歯磨き粉といった商品のプロモーション用ビデオ。ADとしてスケジュールの確認から、撮影スタジオの手配、小道具の準備、ビデオ編集などに至るまで幅広く携わっていました。3年間働いた後、テレアポの仕事を経て、システム開発会社へ転職。自社サービスの企画を立ち上げる新規部署に配属となりました。その直属の上司が、当社代表の橋満だったんです。チーム全体では、ガラケーの公式サービスに通すための自社企画を立案していました。当時は銀河英雄伝説の待ち受けサービスの企画立案をしていたので、橋満が貸してくれた銀河英雄伝説のアニメをよく見ていましたね。自社サービスが軌道に乗りはじめた頃、橋満が独立のために退社をしました。それから一年後、そろそろ自分も新たな環境に身を置きたいと転職を意識するように。そんなときタイミングよく橋満から声を掛けてもらい、RRJで働くことになりました。

RRJに入社後は、10年近く自社サービスの企画やクライアントWebサイトのディレクションなどを手掛けてきました。3年ほど前から、クライアントからの要望を受け、動画制作事業をスタートさせることになったんです。前職で映像制作や編集を経験していた私に白羽の矢が立ち、新規事業の立ち上げをメインに任されることになりました。しかし経験があったとはいえ10年以上も前の話。カメラに触るのも実に十数年ぶりのこと。当時はアナログでしたが今はデジタルに変わっていましたし、技術の進化もすさまじく、日々勉強しながら手探りで取り組んできました。

年末年始、6時間の動画生配信を一人で務め上げた。

もちろん、その中で失敗もしました。例えば、動画を配信したものの映像が送られてこなかったり、生放送前にハプニングがあったり…手に汗握る瞬間はたくさん経験してきました(笑)。忘れられないのは、12/31から1/1にかけての動画配信を担当したときのこと。スタジオの背景を作るところから照明の設定、進行、カメラでの撮影などに至るまで、ほぼ私一人で行なうことになりました。いつもとは異なるスタジオでの配信ということで、一週間前にロケハンに行ったところ、普段使っているシステムでは放送できないということが発覚。短い間で新しいシステムの使い方を学んで、本番に臨むことになりました。配信時間は6時間、しかも生配信ということでミスは許されない状況です。本番中には打ち合わせにはなかったことが起きるなど、ドタバタは多々ありましたが、なんとか無事に終えることができました。今振り返って見ても、よく無事に終えることができたな…と思えるような状態でしたね。でも投げ出したくなる気持ちになることはなかったです。育成しているチームメンバーもいましたし、クライアントからの期待にも応えていきたい、そういう責任感があったからこそ、乗り越えることができたのだと思います。

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チームワークを高めていくために欠かせないのは“会話”。

私が仕事で心掛けているのは、チームワークを大切にするということ。仕事は一人で完結できないですし、独りよがりになると視野が狭くなってしまうので、協調性を持って仕事に取り組むよう意識しています。チームワークを発揮できる組織にするためには、会話が欠かせません。文字では伝わりにくいニュアンスもありますし、文章の読み取り方で意味が変わってしまうこともあるので、クライアントに対してもメンバーに対してもなるべく会話をするように心掛けています。またコミュニケーションが円滑になるように、何でも相談しやすいキャラクターでいられるようにしたいなと思っています。

私は2021年6月15日付けでリーダーから課長に昇格しました。現在は3チームを管轄していますが、まだ課長になって日が浅いので、まずはチームを知るところから始めたいと思っています。また、現場に出てメンバーを育てていくことも仕事の一つ。メンバーに配信業務に関する知識を学んでもらうことはもちろんですが、将来色々な部署に異動したとしても活躍できるスキルを身に付けられるようサポートしていくことも私のミッションだと考えています。

オフでのインプットやアウトプットが仕事に活きる。

私の仕事のモチベーションは、オンオフをハッキリさせること。ちゃんとオフの時間を持つことで、オンの時間も頑張れると思うからです。私の場合はお酒が大好きなので、撮影後のビールを楽しみに日々を頑張っています(笑)。また、オフでのコミュニケーションが、ひいては仕事にも活かせるインプットやアウトプットにつながっていると思います。

オンオフのメリハリを付けて働ける環境はRRJの特徴でもあります。RRJでは過度な残業もありませんし、休日出勤もしないように声掛けをしています。もちろん動画配信の関係で休日出勤することもあるのですが、その際は必ず代休が取れるようになっています。メンバーもオフでは、舞台やライブ、音楽やアニメ・漫画など、趣味をめいっぱい楽しんでいるようです。オフで経験したことを共有してくれるメンバーが多いので、自分の知らなかった世界を知れるということもRRJの良さかもしれません。

自分の考えを行動で示してくれる上司がいる。

手前味噌にはなりますが、RRJのメンバーはみな優秀な人ばかり。しかも個性豊かで、色々なジャンルの人がいます。でもバラバラかというとそうでもなく、不思議とまとまっているんですよね。煩わしい人間関係もありませんし、もちろん派閥もありません。それは橋満の人間性や人柄が、会社の雰囲気に現れているからだと思います。リモートワークでも定例会議やチャットツールを駆使してコミュニケーションを取っているので、離れている感じもあまりしないんです。

私が尊敬している人であり、目標としている人は、直属の上司である佐藤です。佐藤は会社の中でも知らず知らずのうちに慣例になっていたことに「それって違いますよね」とメスを入れられる人。しかも提言するだけでなく、自分の考えを行動で示して、成果として結び付けられる人です。言うだけなら文句や愚痴で終わってしまいますが、佐藤はそこで終わらせないという信念のある人なので、そばで見ていてとても刺激を受けています。そういった魅力的な上司の背中を追って、自分もメンバーたちの手本となるような姿を見せられるようにしていきたいですね。

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